マーチンゲール法はシンプルな攻略法で、負けたらベット金額を倍額にして勝負し続けるというものです。
そのため、負ければ負けるほどベット金額が増していき、支払えなくなって終わるというイメージから、様々なドラマや映画などで負ける方法というイメージが定着しています。
このような弱点を持つマーチンゲール法を負ける状態から改善する方法はあるのでしょうか。
今回、マーチンゲール法の負ける理由や改善策について解説します。
マーチンゲール法は資金が尽きて負ける
マーチンゲール法は先ほど触れたとおり資金が尽きて負けます。
負ければベット金額が倍になり、その支払いが困難になって負けてしまう他、オンラインカジノ側で設定したベットの上限金額に達して継続困難になって負けます。
いずれにしても負けが込むとプレイができなくなり、負けてしまうというパターンです。
最初は2倍、2連敗で4倍、、3連敗で8倍とそこまで支払いに困る金額ではありませんが、これが5、6、7連敗となると16、32、64、8連敗に至っては128倍、9連敗で256倍になります。
ここまで来るとほとんどの場合がベット上限金額に達するか支払いできずに負ける計算です。
このように資金とベット上限金額が最大の敵になるという攻略法といえるでしょう。
マーチンゲール法は利益が出ないため負ける
マーチンゲール法は利益が出ないために負けることもあります。
どんなに負けても1度勝てば利益が出るのがマーチンゲール法ですが、10連敗して勝ったとしても、得られる利益は最初にベットした金額と同じです。
そのため、繰り返しプレイして利益を積み重ねていくしかありません。
そのうちに10連敗するようなケースに遭遇してしまい、最終的に積み重ねてきた利益がすべて消し飛んで負けるというパターンです。
これがマーチンゲール法の負けるパターンの2つ目になります。
マーチンゲール法で負けるのを回避するには
マーチンゲール法はこれまでお話ししてきた通り、負けることが多い攻略法です。
このような特徴を持つマーチンゲール法ですが、負けるのを回避する方法として4つの方法があります。
それは、十分な予算を用意する、最初の金額を高めにして始める、どの程度負けたら引くかを設定しておく、ゲームを選ぶといったことです。
十分な予算を用意するのがポイントです。
マーチンゲール法は10連敗すると最初の512倍にベット金額が跳ね上がるという特徴があります。
ここまで用意する必要がありませんが、せめて256倍程度に耐えられるだけの予算を用意しておくのがおすすめです。
つまり、最初に1ドルでスタートする場合は256ドル程度は持っておき、同様に2ドルでスタートする場合は512ドル程度持っておくというのが一つの目安になります。
7連敗する確率は99.2%ありませんが、6連敗は98.4%と少し上がります。
盤石な状態にしておくという意味でも7連敗には耐えられるくらいにしておきましょう。
最初の金額を少しだけ高めにするというのもマーチンゲール法で負けるのを軽減します。
マーチンゲール法は最初にベットした金額の利益が出る計算のため、1ドルスタートであれば1ドル、2ドルスタートであれば2ドルの利益が出ます。
こういったことを利用し、なるべく少ない回数で目的の金額を出すために1ドルではなく2ドル、自信があれば10ドル程度の金額でスタートするというのも手です。
ベット金額は大きくなりますが、勝った際の利益も増え、100回に1回程度やってくるマーチンゲール法で確実に負けるパターンに陥る前に引き上げることができます。
持ちろん資金に余裕があるレベルで行うことが重要です。
どの程度で引き上げるかを設定することも負けるのを回避することができます。
ギャンブルは引き際が大切ですが、マーチンゲール法は特に引き際が肝心です。
致命的なダメージを受けた場合は、オンラインカジノのプレイができないほどの経済的な損失を受けます。
こういったことを回避するという意味でもマーチンゲール法でどの程度負けたら切り上げるか決めておきましょう。
例えば、7連敗する前に切り上げる、128ドルベットして負けたらやめるといった形です。
具体的な数字を決めておくことでマーチンゲール法をより効率的に勝つ方法として運用できるようになります。
ゲームも選びましょう。
一見2倍配当のゲームに見えるバカラは厳密にはバンカーとプレイヤーで倍率が異なります。
ブラックジャックもブラックジャックで勝利した場合は2.5倍の配当になるため、回避するかブラックジャックで勝った時点でやめるかといったルールを決めておくことが必要です。
ルーレットやブラックジャックなどちょうど2倍になるようなゲームにすることで、無難に運用を行うことができます。
このような4つの注意点を押さえることでマーチンゲール法で負ける状態をある程度軽減します。